30代を超える女性になぜ結婚していないのかを聞くこと自体がもやはセクハラと言われる時代です。その女性たちが仕事もしていて収入もちゃんとあるのになぜ実家に暮らしているのかを聞くことはもはや相当の覚悟のいる時代になりました。
今回は結婚相談所でよくあるケースを元にお話しします。
33才の独身女性で実家暮らしで学校生活でも仕事でも一度も地元を離れたことのない女性は、働く地力があって容姿もある程度可愛らしくても婚期が遅れてしまいます。なぜなら本人が結婚の必要性を見出すことができないからです。はっきりと「結婚は考えているケど今は必要ないと思っています。」というのです。
なぜ結婚をする必要がないという言葉がでるのでしょうか。たとえば、この33才独身女子が高熱を出して寝込んだとしましょう。家のことをしてくれたりゴハンを作ってくれるのは母親です。また車が故障したり重たい荷物を運んだり家のちょっとした修理が必要になったとしましょう。お父さんに言えば男ができるたいていのことはやってくれます。夜道で怖こわい目にあいそうになったときも電話をすれば親が助けに来てくれるでしょう。
子供が30才を超えたといっても親は親です。子供のピンチのときにはいつも自分を助けてくれる親という存在が家族として生活を共にしているとなると、生活の中で結婚して夫という存在と暮らす必要性がかなり下がってしまいます。むしろ必要性というりも夫を迎えることは面倒なことと思い違いしてしまうようです。
しかも実家暮らしということは、家も財産も親から譲り受けることができる立ち場であることを主張することでもあります。実家で親の面倒を見ているという権利を獲得しながら実際には親に面倒を見てもらっていることの方が多いかもしれません。
経済的には安泰でもやっぱり独りぼっちは寂しいだろうと周囲が気をもんだとしても、親は一生死なないと思っているので親が病気をしたときには不安定さが爆発してしまいます。親が先立つころには中高年に突入してしまい、あの30代前半の女子には戻ることができません。
結婚相手というのはお互いに大好きで愛し合っていてラブラブである方が円満であることは間違いありません。ただ結婚に真剣になれない方が見落としている部分があります。それは結婚は生活のレベルを上げるためにするものでもなく、幸せにしてもらうためにするものでもないのです。
結婚はお互いの関係を通して家族を新しく作り上げていくことです。30代実家暮らし女子たちが年をとって親が先に旅立ち、家族のないひとりぼっちになる前に、万に一の可能性にかけてほしいと一番思っているのは娘を一番愛した親御さんたちです。
状況を一変させる方法は、想像力を働かせてみることです。今自分を保護してくれる親はいずれ自分よりも先に旅立っていき自分はひとりになるのだということを考えてみましょう。今は大丈夫と思っていても50代を超えるといろいろな心身の不調に見舞われることもあるのだとということを想像してみると人生の計画の中に「新しい家族」が見えてきます。
長い実家暮らしの居心地の良い巣穴を出ることは勇気が必要です。その勇気の先には新しい世界に広がる新しい風景やいくつもの成長のチャンスがあります。
何より巣穴を出て出会いたい人は、親同等もしくはそれ以上にあなたのことを最も大切にしてくれる人生でたったひとりのあなたの伴侶なのです。
でもその伴侶はあなたの巣穴まで迎えに来てはくれません。あなたがパートナーを探しに出かけたとき相手もまたあなたを探していることに気づくでしょう。それが婚活と呼ばれるものです。
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